2020年10月のブログ記事一覧

人は忘れる生き物なんです。

こんにちは、ノースハンドグループの谷川です。

仕事であの人に伝えたのに、期日になり確認するとできていなかった。

ちゃんと話をしたのに忘れられていたという経験はありませんか?

 

私も業務をついつい忘れたり、さっき聞いたのに「あれ、何だったけ?」と

忘れることが多々あります。

「エビングハウスの忘却曲線」という言葉を聞いたことはありますか?

人は忘れるようにできているのですが、その記憶の保持を数値で見るとびっくりしました。

 

例えば、話をした後、20分経つとその話の58%しか記憶できないようになっており

1日経つと33%まで低下し、6日経つと25%に落ちてしまいます。

もう、ほぼ覚えていませんね。

 

介護業界では、ご利用者様の対応がその日その日で変化したりすることがあります。

そして、立ち話の中で業務伝達することもありメモし忘れることも多いのではないでしょうか。

 

あの人にちゃんと伝えた!でも、その人はちゃんとできなかった。のはその人のせいではなく

記憶によるものです。こうした言った、聞いていないを防ぐためには復習するのが一番です。

 

忘れそうなタイミングでその指示を確認することで、記憶は保持されます。

N-SYSTEM-Careで記録を電子化することで、何をすべきか、何を優先しなければならないかを

チームで共有し取り組むことができます。

 

伝えただけで満足せず、伝えて理解してもらう工夫をしていくことが必要ですね。

そのためには記録に触れやすくする工夫から始めてみませんか?

 

立ちくらみ?めまい?・・・貧血かな

こんにちは。けごや薬局です。
最近、涼しくて過ごしやすい気温になってきましたね 😀
日が沈んで暗くなる時間も早くなってきて、秋を感じます。

 

さて今回は、クラクラと立ちくらみや眩暈が起こる『貧血』について、

少しお話しさせていただきます。

貧血とは・・・?
血液を構成する成分の赤血球や、ヘモグロビンの量が減少した状態が『貧血』です。

■貧血の症状
・立ちくらみ
・めまい
・疲れやすくなる
・息切れ
・動悸
・頭痛、頭が重い
・顔色不良
・爪の異常(割れやすい・扁平(へんぺい)になる・反り返る)

など様々な症状が起こることがあります。

■鉄欠乏性貧血
貧血にも種類がありますが、最も頻度が高い貧血が鉄欠乏性貧血です。
体内の鉄が不足して起こる貧血です。

■貧血の検査
貧血の検査には、血液中の赤血球の数や

ヘモグロビンの量を調べるものが一般的です

 

■貧血の予防と治療
鉄欠乏性貧血の治療は、鉄の補給です。鉄分を多く含む食品だけでなく、

ヘモグロビンを作るたんぱく質や造血を促進する食品、
そして、鉄の吸収を促進する食品をとることが大切です。

ただし、貧血の症状を重くなると、これだけでは、鉄分を補うことができません。
ですので、同時に鉄剤で鉄分を補給することが必要となります。

■食生活の改善
食品に含まれる鉄分には、“ヘム鉄”“非ヘム鉄”があります。
ヘム鉄の方が、腸での吸収が多いので、“ヘム鉄”を十分摂るように心がけましょう。

◎ヘム鉄の多い食品◎
うなぎ・煮干し・いわし・レバー・あゆ・かつお…など

 

★ワンポイント★
鉄分は、コーヒーやお茶に含まれるタンニンや、
芋などに多く含まれる食物繊維によって、吸収が阻害されやすくなります。

鉄分補給を心がけた食事をとる時に、お茶やコーヒーのがぶ飲みは避けましょう。

偏りの無い、バランスの良い食事をとって

適度な運動を心がけ、貧血を予防しましょう。

貧血を早めに見つけるためにも、最低年1回の健康診断をおすすめします。