2021年4月のブログ記事一覧

アイデアが生まれる場所

 こんにちは、NORTH HAND GROUP・システム開発部の高です。

 簡単な自己紹介ですが、私は今年の3月にNORTH HAND GROUPに入社し、エンジニアとしてシステム開発を担当しております。

 今後ともよろしくお願い致します 🙂 

 さて、私はスキマ時間や寝る前によく、本を読みます。

 

 今日は私が好きな著者の一人である精神科医・樺沢紫苑氏の『学びを結果に変えるアウトプット大全(サンクチュアリ出版)』からお仕事やプライベートでも役立つ情報をご紹介したいと思います。

 

アイデアをパッと生み出す方法

 みなさんは、日々、お仕事やプライベートで何らかの課題・問題が発生することがあると思います。

 顧客とのやり取り・職場の人間関係・部下の育成・会議でのプレゼン、親の介護・育児のことなど。

 そんな時、色々考えを巡らしても、なかなか「いいアイデアが浮かばない」と悩んだことはありませんか?

 さらに期限のあるタスクの場合だと、焦ってきますよね?

 

 今日ご紹介する方法を取れば、色んな事に対して、アイデアが生まれやすくなります。

 

ぼーっとする・リラックスする

 結論を言うと考えるのを一旦やめて、ぼーっとしましょう。

 なぜ、これがいいのでしょうか?

 

 『NHKスペシャル 「シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク」 “脳”すごいぞ! ひらめきと記憶の正体』(2018年2月4日放送分)では、お笑い芸人の又吉直樹さんの脳の動きをMRI(画像診断装置)で調べました。

 その結果、判明したのが、「何かがひらめいた」時「ぼーっとしている」時脳の状態がほぼ一緒だったのです。

 この「ぼーっとしている」時は、ワシントン大学のマーカス・レイクル教授が提唱した「デフォルトモード・ネットワーク(DMN)」が活発に稼働しています。

 これは、一言で言うと、「脳のスタンバイ状態」で通常の脳の活動時より、15倍ものエネルギーが消費されているとされています。このスタンバイ状態の時に人は、イメージや記憶を辿りながら「これからをより良いものにしていくための準備」をしていくのです。

 

 つまり、脳は活動している時よりも、ぼーっとしている時の方が重要だと言えます。

 そして、何かいいアイデアを生み出したい時は、しっかりと「ぼーっとする・リラックスする」時間を作る必要があるのです。

 

 それでは、実際、人はどのようなシーン・場所でいいアイデアが生まれやすいのでしょうか?

 

創造性の4B

 スウェーデン式アイデアブック(フレドリック・へレーン著/ダイヤモンド社)によると

 Bathroom(入浴・お手洗い)

 Bus(バス・移動中・通勤中)

 Bed(睡眠前・睡眠中・起床時)

 Bar(飲酒)

 の4つのシーンにおいてアイデアが生まれやすいとされています。

 場所で言うと、「風呂場・トイレ」、「バス・車・電車など乗り物」、「寝室」、「バー・自分の部屋」の中になります。

 

 私自身も考えが行き詰った時は

 ◎シャワーを浴びている時

 ◎外を散歩している時

 ◎お手洗い

 など、一人でリラックスしている時に、新しいアイデアや文章の構成などがひらめいたりします。

 

 こちらの創造性の4Bを自分の実体験から補足すると、

 ◎通勤・移動時は周囲に人がいる公共の乗り物ではなく、一人で車を運転している時

 ◎お酒を飲んでいる時は複数人での飲み会ではなく、一人でゆっくりお酒を飲んでいる時

 など一人でいる状況、つまり「ぼっち」であることも鍵と言えます。

 

 中国では古くから、馬上(馬の上・通勤時)・枕上(枕の上)・厠上(トイレ)の三上にてアイデアが生まれやすいと言われていますが、近年、その裏付けが取れた形となりましたね☺

 

 いかがでしたでしょうか?

 みなさんも、普段色んなことで悩むことが多いと思います。

 一生懸命、何か知恵を振り絞って、打開策を考えようと、何時間もプランを考えることもあると思います。

 それでも、

 考えがまとまらない

 アイデアが生まれない時…

 

 そんな時は是非、先程ご紹介した4Bの中で、ぼーっとしましょう。

 世紀のアイデアが生まれるかもしれません。 😎 

 

 それでは、また!

 

もの忘れと認知症の違い

こんにちは。けごや薬局です 😀

「あの人、誰だっけ?」「あれって、何だったっけ?」
皆さんは名前や言葉が、すぐ出てこない・・・そんな経験はありますか?

誰でも年齢とともに、人の名前が思い出せなくなったり、
もの覚えが悪くなったりすることはあります。
こうした、「もの忘れ」は脳の老化によるものです。
しかし、認知症は「老化によるもの忘れ」とは違います。

■老化によるもの忘れと認知症の違い

【原因】
老化によるもの忘れ・・・脳の生理的な老化
認知症・・・脳の神経細胞の編成や脱落

【もの忘れ】
老化によるもの忘れ・・・体験した事の一部を忘れる(ヒントがあれば思い出す)
認知症・・・体験した事を丸ごと忘れる(ヒントがあっても思い出せない)

【症状の進行】
老化によるもの忘れ・・・あまり進行しない
認知症・・・だんだん進行する

【判断力】
老化によるもの忘れ・・・低下しない
認知症・・・低下する

【自覚】
老化によるもの忘れ・・・忘れっぽいことを自覚している
認知症・・・忘れた事の自覚がない

【日常生活】
老化によるもの忘れ・・・支障はない
認知症・・・支障をきたす

・もの忘れによって、日常生活に支障をきたしているか
・本人が忘れていることを自覚できているか
・もの忘れの範囲
などが、認知症に気づくためのポイントになります。

 

■認知症の薬物治療
認知症により失われた記憶や機能を回復させ、病気を完全に治すお薬はまだありません。
症状の進行を遅らせるお薬、不安、妄想、不眠などの症状を抑えるためのお薬による治療が中心となります。
進行を遅らせることで、ご家族と一緒に過ごす時間を長くすることができ、
またご家族、介護者の負担を軽くすることにもつながります。

 

■認知症の非薬物療法
ご本人が今できること、興味を持っていることを活かし、
快適な環境づくりを心がけます。

過去に慣れ親しんでいた歌や玩具、道具などを利用し、
人生を振り返ることでご本人の自己認識の回復をはかる『回想法』など、
さまざまな療法があります。

ご家族や友人とのコミュニケーションやデイサービス、グループホームでの
おしゃべり、ゲームなども頭と心を活性化するための大切な刺激となります。

 

■早期発見がカギ
他の病気と同じように、認知症も早期発見・早期治療がとても大切です。
一人暮らしなど同居人がいない場合は、少しの変化に気付きにくく、

見逃してしまうこともあります。

定期的に直接会いに行くのが難しい場合は、電話やビデオ通話などを利用して、
日常的にコミュニケーションをとるように心がけましょう。

PM2.5の正体

こんにちは。

くれ本通薬局です。

 

桜の花も散り、さらに暖かく過ごしやすい季節になってきましたね☺

暖かく過ごしやすい・・・

のですが、周りでは花粉症に悩まされている方を多く見受けます。

さらに、花粉だけでなく黄砂やPM2.5も多く飛散しているとのことです。

 

ここで質問です!

PM2.5って何だと思いますか?

 

私はつい最近までPM2.5という化学物質があるのかと思っていました。

しかし、そうではありませんでした。

今回はそんなPM2.5について少し調べてみました。

 

 

ーーPM2.5とはーー

「直径が2.5µm(マイクロメートル)以下の粒子状物質」

の総称だそうです。

別名「微小粒子状物質」といい、成分は硝酸塩、硫酸塩、炭素成分、アンモニウムなどで

特定の物質ではなく、工場から出る煤煙、自動車の排気ガス、土壌や火山、黄砂など

様々なものから発生するとても小さな物質です。

具体的な大きさとしては髪の毛の30分の1程度とのことです。

 

 

ーー体への影響はーー

吸い込んでしまうと細い気管支や肺の奥まで入り込み、

「ぜんそく」「気管支炎」など呼吸器系疾患への影響のほか、

肺がんのリスクの上昇や循環器系への影響も懸念されています。

 

 

ーーいつが多いのーー

毎年、冬から春にかけてPM2.5の濃度が上昇する傾向にあるそうです。

私たちが健康に暮らすための環境基準の濃度は

1年平均15µg/m³以下かつ1日平均35µg/m³以下

1日の平均値が70µg/m³になると注意が必要とのことです。

各地域でも差があるため、気になる方は環境省のホームページより確認してみてください。

 

 

ーーPM2.5を防ぐためにはーー

PM2.5の濃度が高いときには屋外での運動や、外出を減らしたり

屋内では窓の開閉をなるべく行わないことで効果があるそうです。

また、マスクも効果があるとのことです。

一般に売られているマスクは性能も様々なため効果もそれぞれ異なります。

一方、医療用や産業用の高性能な防塵マスクはよりPM2.5の

吸入を減らす効果があります。

 

現在、PM2.5、花粉、黄砂、新型コロナウイルス等様々なものに気を使わなければなりません。

目に見えないものを防ぐことは難しいですが、できる限りの対策を行い健康で楽しい

生活を送りましょう。