2021年5月のブログ記事一覧

マスクと子どもたち

みなさん、こんにちは! OK堂薬局です 🙂 

 

暑くなってきましたね。 マスクが暑い… 🙁 

去年もそんなことで悩んだような…。いつになったら元の生活に戻れるのでしょうか… 😥 

 

飛沫を防ぐためにマスクの装着は必要ですが、

マスクの影響について考えられる方もたくさんいらっしゃるかと思います。

 

私自身、子供がいるのでマスクを長期間つけた生活をする影響というものを考えて

しまいます。

 

子どもたちから報告されているマスクによる症状としては、

 

1.頭痛53.3%

 

2.集中力低下(49.5%)

 

3.不快感(42.1%)

 

4.学習障害(38.0%)

 

5.眠気(36.5%)

などが挙がるそうです。

あっ!と心当たる方も多いのではないでしょうか。

 

頭痛というのは本来、大人の症状であり、一般的には、小学生などの子どもが頭痛を

感じることはほとんどないはずです。その頭痛を半数以上が感じている…。

 

このこと自体が、子どもたちが

「マスクによる恒常的な酸素欠乏状態に陥っている」

ことを示しているように思います。

 

「成長期の子どもには特に酸素が必要」なんです。

 

また、就学前の子どもでは、マスクをした相手の目を見るだけでは、

いろいろな表情を理解する力が育ちにくいそうです。

話している人の口の動きと、耳から聞こえる声を結び付け、

まねしながら言葉を覚える機会も得られないからです。

 

学校の先生からも、コロナが広がり、「子どもたちの表情が少なくなった」

「言葉を覚えるのがゆっくりになった」という声が聞かれているそうです… 😥 

 

小さいお子さんをお持ちのお父さん、お母さん!!

ぜひ、お家では、ハグで子どもとの触れ合いを増やし、

豊かな表情でゆったりをお話しできたらいいですね! 😉 

薬はどこで買いますか?

こんにちは!

エンコー薬局です。

 

全国的に新型コロナウイルスの感染者数が急増していますね… 😥 

まだまだ辛抱しないといけない状況ですが、

ワクチン接種で収束することを期待しています!!!

 

さて、みなさんは薬を買いに行く時、どこへ買いに行きますか?

 

『薬局』でしょうか、『ドラッグストア』でしょうか、『薬店』でしょうか。

 

この3つの違いってご存じでしょうか?

そこで今回は『薬局』『ドラッグストア』『薬店』の違いについてご紹介します。

 

結論から言いますと・・・

医者から処方された薬を調剤できるかどうかが違います。

 

ではそれぞれの違いについてもう少し詳しくご紹介させて頂きます。

 

◎薬局・・・医者から処方された薬を調剤する為の場所

多くの方が『薬局』と呼んでいますが、医者が診療に基づいて患者様に出す処方箋に従って調剤することから

正式名称は『保険薬局』と言います。

そして、薬局では調剤室で調剤したお薬について薬剤師から詳しい説明を聞くことができます。

薬局では患者様ごとに飲み合わせや重複投与、副作用もチェックしてもらえるので安心ですね。

 

※俗に市販薬と呼ばれる一般医薬品や日用品はあまり種類がない場合が多いかもしれません。

 

◎薬店・・・医者から処方された薬を調剤できず、一般医薬品や日用品だけを売っている

薬局としての許可はもらっていないので「〇〇薬局」と名乗ることはできず、

「〇〇薬店」や「○○ドラッグ」という名前を出していることが多いです。

 

そして、調剤は行わないので薬剤師がいる必要もありません。

薬についての詳しい説明を受けたい方は、薬局またはドラッグストア(調剤可店舗)をおススメします。

 

ちなみに一般医薬品は処方箋がなくても販売することができますが、

第一類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品の3つに分類されます。

◆第一類医薬品・・・高い薬効と副作用のリスクがあり、注意深く使用される医薬品

 例)鎮痛薬『ロキソニンS』、胃酸を減らす『ガスター10』など

 

◆第二類医薬品・・・薬効も副作用のリスクも中程度の医薬品

 例)抗アレルギー薬『アレジオン20』や『アレグラFX』など

 

◆第三類医薬品・・・作用も穏やかで副作用のリスクも低い医薬品

 例)ビタミンB1誘導体『アリナミンA』、口内炎薬『チョコラBBプラス』など

 

◎ドラッグストア・・・医者から処方された薬を調剤できる店舗とできない店舗がある

調剤できる店舗においては、日用品や一般医薬品まで売っている場合があります。

もともとドラッグストアは『薬店』と似た形式の店舗でしたが、

最近では院外に処方箋を出す病院が増加してきたため、

日用品や一般医薬品も売り、調剤もできるドラッグストアが増えてきていますね。

調剤ができるドラッグストアはもちろん薬剤師がいて薬の相談もすることができます。

 

そして、日用品に関してドラッグストアのメリットと言えば

品揃えが豊富、価格が安いということで多くの方が利用されているのではないでしょうか。

 

 

みなさん、違いはご理解頂けましたでしょうか。

ぜひお薬をもらう際の参考にしてみて下さい。

 

 

薬を飲むタイミング

己斐の山にある薬局です!

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

さて、薬の飲み方って「食後」「食前」「食間」「寝る前」「起床時」・・・などなど、

改めて考えると、それっていつの事?とか、実は勘違いしてた、なんて事もあったりしませんか?

 

 

薬によっては、正しいタイミングで飲まないと十分な効果が期待できなかったり、副作用が出やすくなってしまうものもあります

せっかくもらった薬は決められた通り正しく飲んで、安心してキチンと効果を出して欲しいですよね。

 

そこで、今回は薬の服用タイミングについてお伝えしたいと思います。

 

 

  • 食後:食事をしてから30分以内

おそらく皆さんが最も良く見る飲み方だと思います。

「食後、30分以上あけてから飲まないといけないんだよね?」なんてたまに聞かれたりします。いえいえ、「食後」というのは食後30分以内を目安なので

ご飯を食べ終わってすぐでも大丈夫ですよ!

 

 

  • 食直後:食事をしてから15分以内

上記の「食後」に対して、「食直後」では食後15分以内が目安です。

こちらは直後、という言葉から比較的分かりやすいですね。

ご飯を食べ終わったらスグ!です。

食事がお腹の中にある時に吸収が良くなる薬などがこういった飲み方のものがあります。

例えば、中性脂肪の薬として使われるDHAやEPAなどは脂肪分と一緒に摂る事で

吸収が良くなり効果が期待できるので食直後、です。

 

 

  • 食前:食事を摂る30分以上前

今まで記載して食後・食直後でなんとなく予測がつくかと思いますが、

食事を摂る30分以上前が目安です。お腹の空いている時に飲むべき薬ですね。

漢方薬の多くは空腹時に吸収が良くなると言われているので食前・または食間です。

 

 

  • 食直前:食事を摂る前15分以内

これも、食直後と同様のニュアンスです。

「いただきます」の直前、です。

食事からの糖の吸収を抑える薬などは、食事が入ってくる時にお腹の中にある必要があるので

こういった飲み方の物があります。

 

 

  • 食間:食後2時間以上後、または食前1時間以上前

食事をしている間」と答えた方!残念ながら不正解です!!

食事と食事の間 が正解。要するにお腹の中が空っぽな状態の時です。

食事により薬の吸収などに影響がある薬がこの飲み方になります。

 

 

  • 寝る前:就寝の30分前程度

寝つきを良くする薬などがこの飲み方が多いと思いますが、私は

寝る準備ができてから飲んでくださいね」とお伝えしています。

寝つきを良くする薬には効き始めまでの時間や効き目が残る時間が様々にありますが、

非常に早く効き目が出るものもあります。

効き始めてからまだ活動をしていると急に眠気が来てフラッと→転倒

なんて事にもなりかねません。なので、「寝る準備ができてから」が良いです。

せっかく寝つきを良くする薬飲んでも、活動してて目が冴えちゃう可能性もありますしね。

 

 

  • 起床時:起きてすぐ

これはそのままですね。起きてすぐです。

骨がもろくなるのを防ぐ、ビスホスホネート系と言われる薬が

この飲み方の代表的なものだと思います。

ビスホスホネート系薬は特に食事と一緒になると吸収が著しく低下する為、

起きてすぐのホントに胃がすっからかんの状態で飲んでもらいます。

そして、30分(薬によっては1時間程度)は水以外は飲食不可で横になってもいけません。

 

 

いかがでしょう?思ってたのと合ってましたか?

薬は正しく使って、安心・安全に、そして効果のある使い方をしましょう。

 

食前で忘れてしまっても、薬によっては食後で飲んでも大丈夫なものもあります。

でも、決められた飲み方以外ではダメなものもあります。

気を付けていても飲み忘れてしまった、という時もあると思います。

また、上記に記載した以外にも飲むタイミングは他にもあったりします。

そういった時の対応など分からない事は是非、薬剤師にご相談ください!

 

 

 

それではまた!!