2022年10月のブログ記事一覧
薬と健康の週間
投稿日:2022.10.21
こんにちは
エンコー薬局です😁
もう秋ですね🍁
少しずつ肌寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、旅行好きの方、いよいよ始まりましたね!
全国旅行支援(全国旅行割)
全国旅行支援とは・・・
簡単に申し上げますと
日本国内旅行代金の40%が割引される各都道府県が実施するキャンペーンです。
旅行を計画されている方は、この機会にぜひプチ贅沢を味わってみてください!
私も計画しようかなぁ~笑笑
さて本題ですが、
みなさんは『薬と健康の週間』というものをご存じですか?
実は毎年10月17日~23日の期間に、
医薬品や薬剤師等の専門家の役割に関する正しい知識を広く国民に浸透させることにより、
国民の保健衛生の維持向上に寄与することを目的として開催されています。
要するに一般の生活者の方が抱えているお薬についての不安やお悩みを
医療従事者である薬剤師に相談して解決しましょうというイベントです。
各地域の薬剤師会におけるイベントはこちらをご参照ください↓
各都道府県で行なわれる啓発イベント (厚生労働省ホームページ参照)
最近は、身近にドラッグストアもありお薬を自分で選んで購入することもできます。
現にセルフメディケーションに取り組まれている方も増えています。
※セルフメディケーション
WHO(世界保険期間)の定義によりますと、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当すること」です。
さらにセルフメディケーションのメリットもあります。
~ セルフメディケーション税制 ~
薬局やドラッグストア等で、税制対象のOTC医薬品を購入した場合、
確定申告の際に購入費用について所得控除ができる制度
★ポイント1★ 条件
・「健康の維持増進及び疾病の予防への取組」として、
特定健康診査、予防接種、定期健康診断、健康診査、がん検診を行っている
・家族の購入分含めて、対象医薬品を12,000円を超えて購入した
★ポイント2★ 対象医薬品
対象商品数:6,495商品、264成分(令和4年7月時点)
(例)かぜ、胃腸薬、鼻炎用内服薬、水虫・たむし用薬、肩こり・腰痛・関節痛の貼付薬
※これらの全てが対象商品になるわけではありません。
★ポイント3★ 対象医薬品の見分け方
・対象商品の箱に「セルフメディケーション対象識別マーク」が記載されているか確認してください。
・購入時のレシートにも、対象商品には「☆」等の印字があります。
ドラッグストアや薬局等にて市販薬を購入した際の
レシートや領収書は捨てずに保管しておきましょう。
セルフメディケーションを推進していくことは
自発的な健康管理の促進や医療費の適正化に繋がりますので、
ぜひ、『薬と健康の週間』を有効活用しましょう!
点眼薬1本で何日分?
投稿日:2022.10.07
こんにちは 🙂
ABC薬局です。
最近涼しくなってきて
目の痒みと鼻の痒みを訴える患者様が増えてきました。
痒みを抑えるために点眼薬を使用し始める方が多くなっているのではないでしょうか?
点眼薬は1本で何日分かご存知でしょうか?
点眼薬によっては多少前後はありますが
1滴=0.05mL
と言われています。
次に計算方法について説明いたします。
【計算方法】
1滴=0.05mL
↓
1、片目だと×1(0.05mL×1)、両目だと×2(0.05mL×2)
↓
2、1日の点眼回数をかける
↓
3、次回の受診日までの日数をかける
↓
4、1本あたりの量から必要本数を計算する
上の計算方法が分かりにくいかもしれないので
例も記載しておきます。
両目1日3回で次回受診日が30日後だと…
1、両目なので0.05mL×2=0.1mL
↓
2、1日の点眼回数が3回なので
0.1mL×3回=0.3mL(1日の点眼量)
↓
3、次回受診日は30日後なので
0.3mL×30=9mL(次回受診日まで9mLは必要)
↓
4、1本5mLのものではれば2本必要となります。
毎回計算するのは大変なので表も記載しておきます
1本5mLの点眼液の場合の表
点眼回数 | 片目 | 両目 |
1日1回 | 100日分 |
50日分 |
1日2回 | 50日分 |
25日分 |
1日3回 | 33日分 |
16日分 |
1日4回 | 25日分 |
12日分 |
1日5回 | 20日分 | 10日分 |
1日6回 | 16日分 | 8日分 |
患者様によく点眼薬の開封後は何日程度使えるのと質問をいただきますが
開封後は4週間後と言われていますのでそれ以上経過したものは破棄してください
また2種類以上を同時に使用する際には
点眼の間隔を5分程度開けるようにしてください。
同時に点眼するとはじめに挿した点眼薬が流れ落ちて
効果が下がってしまいますので注意してください。
保存方法も室温でいいものや冷所で保存が必要なものもあります。
お薬をお渡しする際に薬剤師から説明があると思いますが
分からないことがあれば相談してくださいね。
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