2022年5月のブログ記事一覧

湿度による体調変化

こんにちは

エンコー薬局です 😀 

 

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

5月はGWをはじめ、記念日や年間行事も多い時期で、

気候も過ごしやすくレジャーなどで何かと忙しくされてた方も多いと思います。

しかし、5月下旬になると心身の疲れが出てくる、

いわゆる“5月病”にも注意が必要ですので無理をされないようにしてくださいね(^^♪

 

 

 

 

 

余談ですが、5月8日は母の日でしたが、何か贈られましたか。

特に自分の親には照れくさくて贈れないという方もいらっしゃると思います。

私も最初はそうでした…(〃▽〃)ポッ

言葉で感謝を伝えることが苦手な方こそ、ぜひ贈り物をしてみてください。

きっときっと喜ばれますよ 🙂 

 

 

ちなみに父の日は6月19日ですよ(^^♪

 

 

さて、今回は『湿度による体調変化』についてお話させて頂きます。

まだ本格的な梅雨時期ではないですが、少しずつ湿気特有のジメジメ感を感じるようになりました。

薬局内でもお薬にとって湿気は大敵なのでエアコンや除湿器など活用しています。

 

 

 

 

湿度も体調変化に大きく影響を与える原因となりますので、

対策として『食事』『睡眠』『運動』の観点からお伝えしたいと思います。

 

~ 2022年度梅雨のお天気傾向 ~

5月4日に気象庁から沖縄地方で梅雨入りしたとみられる発表がありました。

今年は梅雨前線が早めに日本列島に北上すると予想されており、

梅雨入りと梅雨明けが早い可能性がありそうです。

気候に対して体調管理も含めて早めの対策が必要になりそうですね。

 

~ 梅雨時期に起こり得る体調不良 ~

①自律神経の乱れ

気温や湿度のばらつきによって自律神経の乱れが引き起こされ、

その結果、「体がだるい」「頭痛」「腹痛」といった症状が現れます。

また、温度差による「冷え」や「肩こり」の症状が出たり、風邪をひきやすくなります。

 

②湿気による不調

梅雨時は特に湿度が高くなり、その結果普段よりも体内の水分が出ていきにくくなり、

体のむくみの原因にもなります。

また、湿気によりカビや細菌が繁殖してしまった食べ物を食べてしまうことで

「食中毒」の危険性も高まってしまいます。

 

~ 食事:ビタミンB群 ~

体調不良で体力低下やだるさを感じる梅雨時期には「ビタミンB群」を摂取がオススメ‼

例)

★ビタミンB1(玄米・発芽米、豚もも肉、豚ロース肉など)…疲労やストレスに効果

★ビタミンB2(魚介類、牛乳乳製品、卵、納豆、緑黄色野菜、キノコ類など)…疲労回復に効果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ 食事:体を温めるもの ~

気候の変化で機能が低下する梅雨時期には、

「体を温めるもの」積極的に取り入れることがオススメ‼

例)

ねぎ、しょうが、とうがらし…薬味やスパイスとして活躍している食材で血行を促進してくれる

★色が「赤・黒・オレンジ」のもの(ごぼう、人参、レンコンなどの根菜、卵、赤身肉、チーズ、魚介類

 

~ 食事:タンパク質 ~

タンパク質の不足は免疫力の低下にもつながり、注意が必要

暑さで体力を消耗し内臓も弱りがちなので、

消化吸収力に優れたお魚を中心に、タンパク質をしっかりと選ぶことが大切。

また、食事以外にペプチドなどのサプリメントもオススメ‼

 

~ 睡眠:快適に眠れる睡眠環境 ~

快適のために最適とされる環境は「気温26度以下」「湿度50~60%」

エアコンを活用して冷房で室温26度前後に保つと寝やすくなります。

また、除湿機能を使って湿度調整をすることも効果的です。

 

 

 

 

 

~ 運動:簡単な運動で水分を出してむくみ予防 ~

水分や老廃物が排出されないと、むくみや食欲不振といった体調不良に繋がります。

 

オススメはストレッチと筋トレです。

 

 

 

 

 

普段、運動をされない方はぜひ1日10分からでもOK!

運動するタイミングは体の温まった入浴後が最も効果的です。

また、運動を行う前には水分補給を行うと効果が高まります。

水分を取り入れることで基礎代謝が上がります

その結果、水分の排出や体脂肪の燃焼が効率良く行われることに繋がります。

 

 

これから徐々に湿度が高くなる梅雨時期を迎えるにあたって、

ご自身の体調管理にぜひ役立ててみてください 🙂 

 

 

 

 

 

紫外線とは・・・?日焼け止めのSPF・PAってなに?

こんにちは!

 

ABC薬局😛 です。

 

 

GWはいかがでしたか?

コロナはまだ終息していませんが、感染に注意して国内旅行された方も多いのではないでしょうか?

早くコロナの事を考えずに旅行ができるようになってほしいですね・・・

 

今年のGWは少し肌寒かったですね。

しかし外出していると日照りはなく雲がかかっていますが

肌がじりじり日焼けしたような感じがあった方もいると思います。

 

みなさん紫外線が一番多い時期はご存知ですか?

気象庁のデータによると、3月頃から急激に強くなりはじめ、5~7月にかけてピークを迎えています。 1日の中では、10時頃から14時頃までが最も強いとされています。

曇りの日でも5~7月は紫外線が多いのです。

 

じりじり感じ始めると日焼け止めを塗り始める方が多いと思います。

女性の方であれば日焼け止めに書いてあるSPFやPAができるだけ高いものを選ばれるのではないでしょうか。

ところでSPFやPAとは何かご存知でしょうか?

今回はSPFとPAについてお話しようと思いますが、その前に紫外線の種類についてお話ししていきます。

 

 

【紫外線の種類:UV-A UV-B UV-Cとは・・・?】

紫外線は波長の領域と性質によって、UV-AUV-BUV-Cの3つに分けられます。

UV-Cはオゾン層で完全に吸収されて地表には届きません。

 

UV-Bはオゾン層などに吸収されますが、少しは地表に届きます。これは「肌を赤くする(炎症をおこさせる)」紫外線のため、肌がヒリヒリするやけどのような状態になり、しみやそばかすの原因となります。SPFはこのUV-Bを防ぐ目安です。

 

UV-AはUV-BやUV-Cに比べて影響は小さいですが、ほどんどオゾン層に吸収されない為、長時間あたると肌などに影響があるとされています。これは「肌を黒くする」紫外線のため、表皮から真皮の深い部分までとどき、しわやたるみの原因にもなります。PAはこのUV-Aを防ぐ目安です。

 

 

 

【SPF PAとは・・・?】

それではSPFPAについてお話いたします。

SPFとは肌を赤くするUV-Bを防ぐ目安とお話ししました。SPFは2〜50、さらに50以上の場合は「50+」と表示され、数値が大きいほど防ぐ力が強くなります。例えばSPF10であれば、何も塗らない時より10倍長い時間肌に炎症を起こさせるのを防ぐという事になります。

PAとはUV-A防ぐ目安で、「PA+」〜「PA++++」の4段階で表示され、+の数が多いほど防止効果が高いです。雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っているので、曇りの日も日当たりの良い家の中でも対策が必要です。

 

【日焼け止めの選び方】

では日焼け止めを使う際にSPFとPAどちらも高いものを選んでおけばいいか・・・

そうではありません!

強いものを毎日使っていると肌に負担がかかり

肌トラブルの原因になりますので使い分けが大切です。

 

軽い散歩やお買い物の際はSPF10〜20 PA+~++

屋外での軽いスポーツ等の際はSPF30以上、PA+++

炎天下でのお出かけや海水浴の際はSPF50以上、PA++++

などを目安に使用してみてくださいね。

 

また化粧品や日焼け止めには使用期限が書いてありませんが、保存方法などによって変質してしまうため、だいたい開封後1年以上経過したものは使わないようにしてください。

 

【★紫外線の良いところ★】

今まで良くない事ばかりお話ししてきましたが、紫外線を浴びる事は悪いことばかりではありません。

腸からのカルシウム吸収を助けるビタミンDは、紫外線を浴びる事により活性化されてその働きを示します。骨粗鬆症・骨折や転倒対策にもなりますね。

 

また、日光浴によって幸せホルモンと言われるセロトニンが分泌されます。不足することで、必要以上にストレスを感じるようになる、気分が落ち込んでしまう、眠りにくくなる、睡眠の質が落ちるといった体調変化もでてきます。そのためには適度な日光浴が必要です。木陰で30分程度日光浴するだけでこのような事を防ぐことができるようですので試してみてください。

 

何事も適度にすることが大切なのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。