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パンフレットのデザインを解剖してみました

こんにちは、エンコー薬局です。

 

中国地方もそろそろ梅雨入りですね。

低気圧が続いて体調を壊しやすい季節になって参りますが、

みなさんも疲れを溜め過ぎないよう、お体に気をつけてください 🙁 

 

さて、エンコー薬局では多くの医薬品を取り扱っており、

メーカーの方から新発売の医薬品などのパンフレットを頂く機会があります。

パンフレットにはそれぞれ、その薬の効果をイメージしやすい目を引くデザインが施されており、

そのデザインの意味を考えてみると、「ああ~なるほど! 😯 」と思うような面白いものもあります。

 

 

今日はその中の1つを取り上げてみようと思います!

 

 

こちらはビオフェルミン錠剤のパンフレットです。

ビフィズス菌はヨーグルトのCMでもよく耳にしますよね。

腸内環境を良くしてくれる菌で、下痢、軟便、便秘、腹部膨満などの腹部症状を改善してくれます。

 

この華やかなデザイン、よく見ると何かをかたどっているのですが、

みなさんは何の形に見えますか? 🙂 

 

正解は、人間の腸の形です!

腸内環境改善のお薬ということで、イメージしやすい形ですよね。

 

さらに、この腸にはたくさんのお花が咲いています。

わたしはこれを見て、お腹の調子が改善=ハッピー=花・・・かな? 😐 と思いました。

そこで、薬剤師さんにも聞いてみました。

 

「ビフィズス菌は、腸内細菌叢の内のひとつで、

 (腸内細菌叢とは、腸内で共存している腸内細菌の集まりのことをいいます)

 腸内細菌叢を英訳すると、Intestinal floraとなるのですが、

 「Intestinal」は「腸内」という意味で、floraは細菌叢という意味のほかにも植物相、

 または花の女神(ローマ神話)という意味もあるそうです。

 つまり、この花のデザインは腸内の調子を整える印象と、花の女神という意味も含むfloraから 

 イメージしたものなのではないでしょうか。」

 

と予測してくれました 😉 

 

みなさん、「ああ~なるほど!」となりましたでしょうか?

こだわりのあるデザインにはそれぞれ意味があり、

正解か不正解かはさておき、その意味を考えてみるのもまた面白いですよね。

 

また別の機会に、他のパンフレットもご紹介できたらいいなと思います。

お楽しみに!