ブログ

災害に備えよう

こんにちは。けごや薬局です。
7月の豪雨災害で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

けごや薬局やスタッフの住む地域でも、豪雨災害の影響で一週間以上断水が続きました。
現在も土砂崩れで通行止めになっていたり片道通行の道も多く、いつも以上に慎重な運転を心がけています。

今なお避難されている皆様、復旧作業に従事されている皆様の安全と一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

引き続き大雨や台風に警戒し、早めの避難を心がけてください。
また猛暑日が続きますので、 こまめに水分や塩分を補給しながら涼しい場所で休憩するようにしましょう。

 

 

■生活に欠かせない水

私は今回の断水中に、日常生活でたくさんの水を使っていることを改めて感じました。
飲料水はもちろん、トイレやお風呂、洗濯、食器洗い、洗顔や歯磨き、手を洗いたい時など、

1人1日平均約240リットルの水を使っているそうです!

蛇口を捻れば水が出ることが当たり前になっていたので、

トイレを流すのにもバケツ約1杯分(6~10リットル)の水が必要なことに驚きました。

 

 

■給水について
重たい水を運ぶ給水にも時間と労力が必要でした。
高齢者の方や車の運転ができない場合、負担も大きく給水が困難な人も多かったように感じました。
(運転できても災害の影響で道が使えない、ガソリンがなくなってしまった場合もありました)

私の住む地域では給水量に制限があり、井戸水を使っている人が近所に声をかけたり、

給水困難な人の代わりに水を運んだりしていました。
地域全体で協力し、助け合うことの大切さを感じました。

 

■SNSを活用
テレビやラジオのニュースだけでは最新情報や地域の細かい情報を入手するのが難しく、
TwitterなどのSNSで「~が土砂崩れになっている」「ガソリンが不足している」など

写真付きでの投稿がとても役に立ちました。

災害時は電話も繋がりにくく、安否、被害状況、避難状況、避難所の状況、二次災害の危険、支援物資を得られる場所などをリアルタイムで発信・収集できるSNSを活用することで、テレビやラジオで足りない部分を補うことができるように思いました。

 

■防災グッズは早めに準備
災害の影響で物資が届かない状況が続き、お店に商品が置かれていない棚を見て不安になりました。
私が特に入手できなかった物が、調理不要な食品、ポリタンク、ウェットティッシュ、紙コップ紙皿などの使い捨て容器でした。

災害が起こった後に必要な物は入手困難なことが多く、事前に準備できる防災グッズは揃えていた方が良いことを改めて実感しました。

 

 

【防災グッズ一部まとめ】
●水、食料
・水、給水タンク、給水袋
・食料品(缶詰、レトルト食品、加熱不要な食品など)
・粉ミルク(哺乳瓶)、離乳食

〇調理補助品
・カセットコンロ、カセットボンベ
・ラップ、アルミホイル
・紙皿、紙コップ、割り箸(使い捨て容器)

●貴重品
預金通帳、印鑑、現金、健康保険証お薬手帳、母子手帳など

〇薬・救急用品
常備薬(処方薬)、市販薬、ばんそうこう、包帯、消毒液など

●衛生用品
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー
・ウェットティッシュ、からだ拭き、おしり拭き
・マスク、洗面用具
・携帯トイレ、生理用品、おむつ

〇日用品
・笛(ホイッスル)
・ビニール袋
・マッチ、ライター、ろうそく
・ヘルメット、防災ずきん、軍手
・懐中電灯、乾電池、携帯ラジオ、携帯の充電器
・衣類、下着
・毛布、タオル
・老眼鏡、眼鏡、コンタクトレンズ

防災グッズは個人差もありますので、防災サイトなどを確認してリストを作成し、災害時に備えて必要なものを早めに準備しておくことが大切です。

 

災害時は、かかりつけの医療機関を受診することができない可能性もあります。
服用している薬の名前・種類がわからない場合、お薬手帳があると薬の処方・入手がスムーズになります。
お薬手帳はすぐに持ち出せる場所に保管し、外出時も持ち歩くことを心がけましょう。
また服用中の薬は、災害時にどんな注意が必要な薬なのか確認しておくことも大切です。

そして災害が起こった場合は何よりもまずは安全を確保すること、命を最優先にした行動を心がけましょう!