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睡眠薬を飲んでいるのに眠れない?

こんにちは!けごや薬局です。

インフルエンザが流行っていますね 🙁 
人混みへの外出をなるべく控え、手洗い・うがい、マスクの着用など

できる限りの予防を心がけましょう。

 

さて、今回は「睡眠薬」についてお話をさせていただきます。

 

心と身体の休息には、質の良い睡眠が必要です。
睡眠薬は「寝つけない」「夜中によく目が覚める」
「熟睡できない」「早朝に目が覚める」などの睡眠トラブルにより
昼間の日常生活に支障をきたす状態が持続する場合に処方されることが多いお薬です。

睡眠薬は「副作用が強い」「癖になりそう・・・」など怖いイメージを持っている方が多いようです。
どの薬にも程度の違いはありますが、多少の副作用はあり、個人差があります。
睡眠薬にも様々なタイプのお薬があります。
症状や経過などを詳しく伝えて、ご自分に合ったお薬を処方してもらいましょう。

 

 

睡眠薬は医師の診断のもと、1錠を正しく使う事がポイントです!
・処方された用法・用量をきちんと守る
・飲んだらすぐ布団に入る
アルコールと一緒に飲まない

使い方を誤る事が一番危険です!

 

■こんなNG(ダメ!)やっていませんか??
睡眠薬を飲んでいるのに

「なかなか寝付けない・・・」「途中で目が覚めてしまい、その後眠れなくなってしまう」
そんな相談をされることがあります。

 

⇒睡眠薬を飲んだ後に、テレビを見て眠たくなるまで過ごす。

医師が処方するほとんどの睡眠薬は10~30分で効果が現れます。
テレビや携帯電話などを見て過ごしていると、眠くなるタイミングを逃してしまいます。
お薬を飲んだらすぐに寝床に入りましょう。

⇒夕食後すぐに睡眠薬を飲んでしまう。

胃腸に食べ物がある時に睡眠薬を飲んでしまうと、効果が十分に発揮されず、

お薬が効くピークを逃してしまいます。必ず、寝るタイミング飲みましょう。

 

■自己判断でやめない!増やさない!
治ったような気がして、自己判断薬を中断・減量すると、

その後、不眠の症状が出たり悪化する可能性もあります。
また、眠れないからといって、飲む量を増やすのも禁物です!!

睡眠薬を徐々に減らし、止めることもできます。

不安なこと、分からないことがある場合は、医師や薬剤師に相談し、

適切な治療を受けるようにしましょう!