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つら~い便秘・・・どんなお薬がある?

こんにちは。けごや薬局です 😀
今年は、桜が咲いているところに雪が降る地域もありましたね!

朝晩はまだ肌寒く感じる日もありますが、
次第に春らしく過ごしやすい日が多くなって欲しいです。

 

さて、今回は『便秘薬』についてお話させていただきます。

便秘とは・・・

3日以上排便がない状態、

または毎日排便があっても残便感がある状態のことです。

 

 

●効き目を実感しやすい薬

センナリド・プルゼニド・ピコスルファート・アローゼン等々
これらは、腸を刺激してぜんどう運動を引き起こし、

便を排出するお薬です。

 

【デメリット】
・お腹が痛くなる
・効き目が現れるタイミングが分かりにくいことがある
(個人差はありますが、通常8時間程度で効果が出てきます。)
妊娠中は、原則飲めない
・使い続けることで、習慣化してしまうリスクがある

※効果が現れるのに8~10時間かかります。
そのため、起床後に便意が起こるように、寝る前に飲むのが一般的です。
※尿の色が赤~橙色に変色することがありますが、これは薬の色なので、心配いりません。

 

 

●お腹が痛くなりにくい薬

マグミット・酸化マグネシウム等々
これらは、腸に水分を集める事で便を柔らかくし、

排出しやすくする、クセになりにくいお薬です。

【デメリット】
・効き目が出るまでに時間がかかることがある
心臓や腎臓に持病のある人は、服用に注意が必要

※水分を集め便を柔らかくするため、多めの水で飲むと良いでしょう。

長期使用時に、嘔吐・徐脈・筋力低下や傾眠などの症状が現れた場
服用を中止し、直ちに受診してください。

高マグネシウム血症の疑いがあるためです!

 

■便秘にならないために・・・

お薬を飲めば出るからと言って、頼りきりになるのは、

おすすめできません。
日頃から、食事や運動などの便秘対策を行い、

自力での排便を心がけましょう!

朝食は便意を促すきっかけとなります。
朝食後は胃腸の働きも活発になるため、いちばん排便が促される時間帯とされています。
規則正しい日常生活を送り、毎日時間を決めてトイレにいくよう習慣化してみましょう。

「どうしても、出ない時に適したお薬を使う」

という意識が大切です!