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警報発令中!

こんにちは。OK堂薬局です。

 

梅雨の蒸し暑い日が続きますが、皆さん体調など崩されていないでしょうか?

梅雨の時期は体調を崩しやすい方も多いと思います。

規則正しい生活を心がけ、しっかり体調を管理しましょう!

 

この時期に気を付けることとして、現在広島県にある警報が発令されている

ことをご存じでしょうか?

 

それは食中毒警報です。

広島県では毎年、6月から10月の食中毒に特に注意が必要な期間に

食中毒警報を発令し、注意を呼び掛けています。

今年は6月24日に県内全域に食中毒警報が発令されました。

それでは食中毒を予防するためには

何が必要だと思いますか?

食中毒予防には3つの原則があると言われています。

以前のブログに書かれていますので、簡単に説明します。

 

1.菌をつけない!

手指や調理器具を常に清潔に保ち、菌を寄せつけない!

 

2.菌を増やさない!

冷凍・冷蔵は購入後すぐに行い、作ったものは速やかに食べ、菌に増殖する

時間を与えないようにしましょう!

 

3.菌をやっつける!

加熱できる食品は十分火を通しましょう!そして冷凍・冷蔵が必要なものは、

わずかな時間でも冷凍(蔵)庫に保存しましょう!

 

予防をしていても

食中毒と思われる症状が出た場合はどのような対処が必要なのでしょうか?

 

まず、食中毒かな?と疑われる場合は、下痢止めや吐き気止めなどを自己判断で

飲まないように注意してください。

下痢や嘔吐は体が毒を出そうとする反応ですから、無理に止めてしまうとよくないケースもあります。

 

続いて、病院に行った方が良い場合と家で出来る対処法について、説明します。

 

病院に行った方が良い場合

・下痢が続く
・意識がもうろうとする
・血便が出る
・嘔吐が続く
・体がふらつく

 

食中毒を起こした場合、「応急処置」では間に合わないこともあります。
下痢や嘔吐が続いたり、発熱があったり、便の調子がおかしいなどの状態になった場合は、

すぐに病院に行くようにしましょう。

症状が重い場合は救急車を呼びます。

特に、お年寄りや小さな子どもの場合は速やかに病院に行かねばなりません。

 

家で出来る対処法

1.水分をとる
食中毒が疑われる場合は、とりあえず安静にして水分をしっかりとります。冷たい水は避け、

常温か少し温かいお湯にしましょう。嘔吐や下痢による脱水症状を防ぐことができます。
吐き気がある場合は、スプーン一杯の湯冷ましから飲む、または飲ませてみましょう。

吐き気がおさまってきたら、スポーツドリンクや経口飲料水、リンゴジュースなどをとります。

2.無理のない範囲で食事をとる
水分も摂れるようになり落ち着いてきたら、少しずつ食事もとりましょう。

嘔吐や下痢で体力を消耗し、胃腸も弱っているため、できる限り消化のよいもの、

栄養価の高いものを選びます。
おかゆや野菜スープなどの流動食、うどんやバナナなどの刺激が少ないものをとりましょう。

冷たいものでなく、温かいものにしましょう。

3.寝かせるときは横向きで
お年寄りや子どもの場合、吐いたものが喉に詰まる危険がありますから、

横向きに寝かせるようにしましょう。

 

食中毒は、場合によっては命を脅かす場合もあります。

まずはしっかり予防し、もし異常を感じた場合は速やかに病院に行きましょう!