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一点集中術

こんにちは。

くれ本通薬局です。

 

暑い日が増えていますが皆様体調はいかがでしょうか。

夏バテや疲れ、ストレスで集中力が欠けてしまうという人もいるのではないでしょうか。

 

今回は一点集中術(シングルタスク)について調べてみました。

 

私は普段から

1日必死で働いたのにあまり仕事が進んでいなかったり、

多くの仕事が重なったときに考え込んでしまうことがあります。

こういったことを解決したいと思い、いろいろと調べていくうちに

 

デボラ・ザック氏の

「SINGLE TASK」

という本に出会いました。

 

このシングルタスクとは簡単にいうと「1つの作業を行う」といった意味です。

反対にマルチタスクという「複数の作業を同時にを行う」といった言葉もあります。

こちらの本「SINGLE TASK」では1つの作業を集中的に行うことの

重要性について書かれていました。

 

 

<一度に1つの作業に集中して生産性を上げる>

これは当たり前なことかもしれませんが、皆様もついついあれこれと

複数の作業を同時に行うことはないでしょうか。

 

例えば

・お金を数えている最中に電話が鳴り、電話に出たためどこまで数えたか分からなくなった。

・人と話をしているときにメールをチェックしたため何を言われたか聞いていなかった。

 

こういった複数の作業を同時に行う(マルチタスク)ことで

集中力を失ったり、頭の中がゴチャゴチャになりミスを誘発する。

この積み重ねこそ私の「必死で働いたのにあまり仕事が進んでいなかった」という

正体なのではないかと考えました。

 

また、複数の作業を同時に行うことは、1つ1つのことを瞬間的に、頭が切り替えているそうです。

たくさんの仕事が重なれば頭もいっぱいになり集中力も落ちるはずです。

 

これを知り私は複数の仕事を同時に行うことをやめました。

そして、1つの仕事に集中するように心がけました。

その結果、頭がいっぱいになり考え込むといったことが減りました。

 

 

ただ、これを継続するには日常生活でもこのシングルタスクを心がける必要があるとのことです。

現在、シングルタスク最大の敵はスマートフォンではないでしょうか。

常に持ち歩き、暇があればついつい覗き込んでしまいます。

人と話している時、歩いている時、食事中、スマートフォンを少し遠ざけてみるのも

良いのではないでしょうか。

 

また、何かに没頭することで一点集中することができるとのことです。

確かに好きなことや、趣味の時間はそれを行うだけであっという間に時間が経ちます。

時間を忘れ集中している証拠ですね。

そういった体験は仕事のときに注意力をコントロールする能力を上げるそうです。

 

 

この「1つの作業を行う」シングルタスク、生産性を上げるだけではないみたいです。

なんと、人からの信頼も勝ち取ることができる書かれています。

 

想像してみてください。


「パソコン画面を見ながら話を聞く上司」「自分に体を向け目を見て話を聞く上司」

「携帯を見ながら話を聞く友人」「話を聞き自分を見ながら相槌を打つ友人」

 

いかがでしょうか?

 

後者の方が信頼できますよね。

 

人と話をするときはしっかりと相手の話にだけ集中してください。

そうすることで、相手の話の内容も頭に入り、相手からも信頼のできる人と見られるでしょう。

 

 

・1日必死で働いたのにあまり仕事が進んでいないと感じる人

・多くの仕事が重なったときに考え込んでしまう人

・人から信頼を得たい人

 

こういった方はこのシングルタスクを試してみてはいかがでしょうか。

 

 

やり方は簡単です。

一度に1つの作業に没頭するだけでいいのです。