ブログ

身近に潜む心理術

こんにちは。

くれ本通薬局です。

 

最近、雨が多くジメっとした日が続きましたね。

そんな外に出るのが億劫な時、私は家で本を読むことが増えます。

そこで、今回は私が最近読んで気になった心理学の本についてお伝えしたいと思います。

 

私たちが生活している様々な所で心理学が活用されています。

皆様はそんな心理術にコントロールされていないでしょうか?

普段何気なく見ているテレビ、買い物に行くお店、そういった身近な所で使われている心理術を紹介します。

 

 

 

「返報性の原理」

人は相手から何かをもらったら、お返しをしないと悪いと感じる

例)スーパーでの試食

  無料サンプル

スーパーなどの食品売り場で試食した際、「買わないと悪いかな」と思ったり

無料サンプルをもらったら、「せっかくだから1つ買おうかな」と思うことはありませんか?

こういった心理をついて買ってもらうというものです。

これを応用し、先に自分から親切に接したりプレゼントを渡したりすることで、

お願いを聞いてもらえる可能性がアップするかもしれません。

 

 

 

「希少性の原理」

数が少ないものほど価値が高いと感じる

例)地域限定商品

  数量限定

その地域でしか買えない商品があるとついつい買ってしまったり、1日限定10食の特別メニュー

があるとどんな味なんだろうと食べてみたくなる人は多いのではないでしょうか。

それほど欲しいものでない物でも、この「限定」という言葉でついつい買ってしまっていませんか。

しっかり価値を見極めることが大事です。

 

 

 

「ザイアンスの法則」

何度も会っていると親しみを覚え好意をもつようになる

例)友達 

  コマーシャル

当たり前ですが、初対面の人よりも何度も会ったことのある人のほうが話しやすいですよね。

また、よく見るテレビコマーシャルの商品をお店で見かけると、聞いたことの無い類似商品より

信頼して買ってしまいませんか?

人、物関係なく接触する頻度が多いほど好意を持つという心理です。

仲良くなりたい人とは短時間でよいので何度も会ってみると効果があるかもしれません。

 

 

 

「ツァイガルニク効果」

人は完成したものより未完成のものの方が印象に残る

例)ドラマ 

  クイズ番組

ドラマでは展開が盛り上がる直前にCMにはいったり、気になるところで終わったりします。

クイズ番組では「答えはCMの後」というテロップがよく出てきますよね。

そんな途中で終わってしまうと続きが気になりその後も見たくなります。  

このように続きが気になるという心理です。

印象に残したいことは途中で一旦中断すると、より一層印象に残るでしょう。

 

 

 

 

「ハロー効果」

目立つ特徴が他の要素に対しても影響を与える

例)見た目 

  肩書き

好感度の高い有名人が出ているコマーシャルの商品は良いものに違いない。

有名大学出身の人は仕事ができるに違いない。

こういう風に思ってしまいませんか。実際はそうとは限りません。

目立った良い特徴があれば全てが良く見え、目立った悪い特徴があれば全てが悪く見えるというものです。

何か1つ突出した良い特徴を身につければ全てが良く見られるかもしれません。

 

 

このように、私たちが生活している様々な所で心理術がひそかに使われています。

皆様もこれらの心理術を応用することで普段の生活や、仕事に役立つと思います。

まずはこれらを知り自分をコントロールすることが大事かもしれませんね。