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寒い場所に行っただけで⋯

己斐の山にある薬局です!!

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

まだ今年は雪が降っていないですがそれでも寒い季節になりました☃

そんな時期に気を付けなければいけないのがテレビでも話題になっている

ヒートショック現象です💦

お風呂場やトイレ等の寒い場所に暖かいところから移動した際に起こる血圧上昇で心筋梗塞や脳出血が起こることで有名な現象ですが

「でも、テレビが大袈裟に言ってるだけでしょ?」

「そんな動いただけで大変なことが起きるの?」

と思った方もいるでしょう。

確かにそうかもしれませんし、私には関係ないという人がいるのも事実でしょう。

 

で・す・が

侮ってはいけません。

入浴中に限ったデータですが

2011年の統計で入浴中ヒートショック関連死は全国で約1万7千人

という数字が出てます。

ちなみにこれは同じ年の交通事故でなくなった人の数(約4600人)の3.7倍の数字です。

この数字を聞いて怖くなった人も多いかもしれませんが

ご安心ください!

前置きがとても長くなってしまいましたが

これからヒートショック現象を防ぐ簡単な方法を3つご紹介させていただきます。

 

1.『お風呂の前に水分補給』

「えっ、それだけで防げるの?!」と思われるかもしれないですが防げるのです!

入浴中はどうしても汗をかくので血液が濃くなってしまい、その結果、血栓ができて心筋梗塞・脳梗塞の危険性が高まるのです。

なので、水分をしっかり摂ってお風呂に入るだけでもその危険性はなくなるのでみなさんも試してみてはどうでしょうか?

 

 

 

 

 

2.『かけ湯をする』

読んで字のごとくで「かけ湯をする」だけです!

かけ湯をすることでお風呂に入るまでの温度変化にワンクッション入ることで急激な温度変化を予防し、

結果ヒートショック現象を防ぐことができるのです。

ポイントは、心臓から遠い場所(足や手)にすることです!

イラストは悪い例です!!

 

3.『動作をゆっくり』

急に立ち上がった時にフラッとした経験をした人いませんか?

実は急に立ち上がった時も血圧が急に下がるので浴槽から出るときにも注意が必要なのです。

ですので、タイトル通りお風呂に入る時も出るときも「ゆっくり」することでヒートショック現象が防ぐことができます!

 

 

いかがだったでしょうか。

このように簡単な方法でもヒートショック現象を防ぐことができる方法はありますし、実践することで突然病に襲われることなく平穏に暮らしていけることがいけるのではと思います。

 

また、この記事が気になった方には血圧に関するお薬をお飲みになられている方もおられると思います。

飲み合わせが気になったり、ちょっとした不安が出てきたりしたときはお気軽にご相談ください。

当薬局からのお薬でなくても構いません。

お気軽に寄って下さいね。