介護離職とコミュニケーション
投稿日:2020.03.07
皆さんこんにちは
ノースハンドです
今日は、介護施設の離職とコミュニケーションについてお話ししたいと思います。
【課題】
介護施設の離職は、『70%以上』
人間関係だと言われています。
人間関係において一番大切なことは、
コミュニケーションだと思います。
では、コミュニケーションとは??
それは、『お互いの価値観、想いを理解し合う』ことだと考えています。
当たり前と言えば、当たり前なのですが、なぜ難しいのでしょうか?
【課題の分析】
介護現場は、24時間、365日営業しています。なのでシフト管理も複雑です。
そして、介護情報・記録も増え続けます。
さらに、看護師、介護スタッフ、ケアマネ、リハビリ系スタッフと、色々な資格、価値観を持った人が働いています。
外部の医療機関との連携も必要です。
業務レベルの情報共有が出来ても、
価値観、信念レベルの理解が無いと、
質の高いコミュニケーションとは、
言えないのです。
なので、介護施設は他業種と比べて、コミュニケーションが難しいのです。
【現状の取り組み】
現在、この課題を解決するために、
介護システムの開発が進んでいます。
そして、介護現場にシステムの導入が
盛んに行われています。
しかし、システム導入だけでは、
ミスコミュニケーションは、解決しません。
なぜなら、システムの課題と人のコミュニケーション能力の課題は、それぞれ別の課題だからです。
この課題を分けずにシステム開発を進めると、よりハイテクに、より複雑に、そして高価になります
結果、介護スタッフには、使えないシステムになる可能性があります。
この課題を分離して、それぞれにアプローチすることが大切だと考えています。
【課題解決に向けて】
人には、想像力、率先力、自覚と言った、素晴らしい能力があります。
この素晴らしい能力があるのに、使わない方が多くおられます。
無いのではなく、使わないのです。
リスク、デメリットが大きいと判断されています。
その能力を生かすためには、コミュニケーションを理論で学び、そして実践し、
自信を持つしかありません。
弊社では、NLP(実践心理学)を取り入れています。
【結論】
介護現場の離職問題は、システムによる情報共有の効率化と、人のコミュニケーションスキル向上、2つの確立が必要だと考えています。
弊社のコミュニケーション研修の様子をUPします。