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介護離職とコミュニケーション

皆さんこんにちは

 

ノースハンドです

今日は、介護施設の離職とコミュニケーションについてお話ししたいと思います。

 

【課題】

介護施設の離職は、『70%以上』

人間関係だと言われています。

 

人間関係において一番大切なことは、

コミュニケーションだと思います。

では、コミュニケーションとは??

それは、『お互いの価値観、想いを理解し合う』ことだと考えています。

 

当たり前と言えば、当たり前なのですが、なぜ難しいのでしょうか?

 

 

【課題の分析】

介護現場は、24時間、365日営業しています。なのでシフト管理も複雑です。

そして、介護情報・記録も増え続けます。

さらに、看護師、介護スタッフ、ケアマネ、リハビリ系スタッフと、色々な資格、価値観を持った人が働いています。

外部の医療機関との連携も必要です。

 

業務レベルの情報共有が出来ても、

価値観、信念レベルの理解が無いと、

質の高いコミュニケーションとは、

言えないのです。

 

なので、介護施設は他業種と比べて、コミュニケーションが難しいのです。

 

 

【現状の取り組み】

現在、この課題を解決するために、

介護システムの開発が進んでいます。

そして、介護現場にシステムの導入が

盛んに行われています。

しかし、システム導入だけでは、

ミスコミュニケーションは、解決しません。

 

なぜなら、システムの課題と人のコミュニケーション能力の課題は、それぞれ別の課題だからです。

この課題を分けずにシステム開発を進めると、よりハイテクに、より複雑に、そして高価になります

結果、介護スタッフには、使えないシステムになる可能性があります。

 

この課題を分離して、それぞれにアプローチすることが大切だと考えています。

 

 

【課題解決に向けて】

人には、想像力、率先力、自覚と言った、素晴らしい能力があります。

この素晴らしい能力があるのに、使わない方が多くおられます。

無いのではなく、使わないのです。

リスク、デメリットが大きいと判断されています。

 

その能力を生かすためには、コミュニケーションを理論で学び、そして実践し、

自信を持つしかありません。

弊社では、NLP(実践心理学)を取り入れています。

 

【結論】

介護現場の離職問題は、システムによる情報共有の効率化と、人のコミュニケーションスキル向上、2つの確立が必要だと考えています。

 

 

弊社のコミュニケーション研修の様子をUPします。