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測る前に待って!!

己斐の山にある薬局です!

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

 

9月に近づいてきましたが暑い日が続きますね。

新型コロナ対策もしなければいけない中で熱中症対策もしなければいけないですね・・・

 

そして新型コロナ対策の一環で体温チェックが習慣化しているなか体温が37.0度を超えていると

「もしかして・・・」と不安になる方もいるのではないでしょうか?

 

でもちょっと待ってください!

その体温計の測り方、もしかしたらちゃんと測れてないかもしれませんよ!

 

そこで今回はほとんどの家であるであろう腋窩体温計(脇に挟むタイプ)でのきっちりした測り方を説明します!

 

体温計をさす際のコツは

 

1.服をパタパタ

2.脇の中心に入れる

3.脇をしっかり閉める

 

          です!

 

では、解説いたします。

 

1.服をパタパタ

服をパタパタってどういうこと?て思ったでしょうか?

理由は服をパタパタさせることでこもった空気を逃がすからです!

「測る前」の誤差をなくすのに必要なのです!

服をパタパタせずに測定すると、夏は薄着の方が多いのでそこまでかもしれないですが、冬の寒い日だと3、4枚重ね着してる状態だと服の中でこもった空気が充満してるところに体温計を入れることになるので体温が高く測定されてしまう原因になるんです!

 

2.脇の中心に入れる

なぜ中心じゃないといけないのかというと、

中心の温度と外れた場所の温度が違うからです。

なので、中心から外れた場所の温度はちゃんとした温度として扱えないのでしっかり中心を測りましょう!

 

3.脇をしっかり閉める

これもちゃんとした値が出ない原因で、脇を空けると、そこに空気が入ってきてしまい、そのため体温以外の温度も計測に入ってしまうからしっかり閉めないとダメなのです!

「測っている最中」の誤差をなくすのに必要なのです!

 

以上が体温計をさすコツになりますので、正しく測って余計な不安を抱えたりしないようにしていきましょう!