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PM2.5の正体

こんにちは。

くれ本通薬局です。

 

桜の花も散り、さらに暖かく過ごしやすい季節になってきましたね☺

暖かく過ごしやすい・・・

のですが、周りでは花粉症に悩まされている方を多く見受けます。

さらに、花粉だけでなく黄砂やPM2.5も多く飛散しているとのことです。

 

ここで質問です!

PM2.5って何だと思いますか?

 

私はつい最近までPM2.5という化学物質があるのかと思っていました。

しかし、そうではありませんでした。

今回はそんなPM2.5について少し調べてみました。

 

 

ーーPM2.5とはーー

「直径が2.5µm(マイクロメートル)以下の粒子状物質」

の総称だそうです。

別名「微小粒子状物質」といい、成分は硝酸塩、硫酸塩、炭素成分、アンモニウムなどで

特定の物質ではなく、工場から出る煤煙、自動車の排気ガス、土壌や火山、黄砂など

様々なものから発生するとても小さな物質です。

具体的な大きさとしては髪の毛の30分の1程度とのことです。

 

 

ーー体への影響はーー

吸い込んでしまうと細い気管支や肺の奥まで入り込み、

「ぜんそく」「気管支炎」など呼吸器系疾患への影響のほか、

肺がんのリスクの上昇や循環器系への影響も懸念されています。

 

 

ーーいつが多いのーー

毎年、冬から春にかけてPM2.5の濃度が上昇する傾向にあるそうです。

私たちが健康に暮らすための環境基準の濃度は

1年平均15µg/m³以下かつ1日平均35µg/m³以下

1日の平均値が70µg/m³になると注意が必要とのことです。

各地域でも差があるため、気になる方は環境省のホームページより確認してみてください。

 

 

ーーPM2.5を防ぐためにはーー

PM2.5の濃度が高いときには屋外での運動や、外出を減らしたり

屋内では窓の開閉をなるべく行わないことで効果があるそうです。

また、マスクも効果があるとのことです。

一般に売られているマスクは性能も様々なため効果もそれぞれ異なります。

一方、医療用や産業用の高性能な防塵マスクはよりPM2.5の

吸入を減らす効果があります。

 

現在、PM2.5、花粉、黄砂、新型コロナウイルス等様々なものに気を使わなければなりません。

目に見えないものを防ぐことは難しいですが、できる限りの対策を行い健康で楽しい

生活を送りましょう。