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お薬とグレープフルーツ

こんにちは。けごや薬局です 😀

皆さんは、薬局でお薬をもらった時、
「このお薬を服用中はグレープフルーツジュースを

摂らないようにしてください。」
と言われたことはありますか?

 

お薬の中には、食べ物との飲み合わせに注意しないといけないものもあります。

今回は、なぜグレープフルーツを摂ってはいけないのか、
またグレープフルーツ以外の柑橘類や他の果物の摂取について
お話していきたいと思います。

 

【飲み合わせについて】
グレープフルーツには、一部のお薬の代謝を邪魔する成分が含まれています。
お薬の代謝を邪魔すると、薬が分解されにくくなり、
薬が通常よりも多く吸収されてしまいます。
そのため、薬の効き目が強く出てしまったり、

副作用が現れる可能性が高くなります。

 

 

さらに、この作用は、グレープフルーツジュースを飲んだ時だけではなく、
薬によっては、2~3日続く場合もあると言われていますので、注意が必要です。
そのため、一部の薬はグレープフルーツジュースと一緒に飲むことに

注意が必要とされているのです。

 

【影響のある柑橘類】
■気を付けなければいけないもの
・グレープフルーツ
・ザボン
・ハッサク
・ブンタン
・ダイダイ 
・スウィーティー
・・・など     

  

食べても影響の少ないもの
・オレンジ
・温州みかん
・マンダリン
・いよかん
・でこぽん 
・ゆず
・すだち
・レモン
・きんかん
・・・など
(※産地などで含有量が異なりますので、参考まで) 

 

【グレープフルーツなどと飲み合わせの良くない薬】
・降圧薬・・・(ニフェジピン、アムロジピンなど)
・高コレステロール薬・・・(アトルバスタチンなど)
・睡眠鎮静薬・・・(トリアゾラムなど)
・免疫抑制薬・・・(シクロスポリンなど)
・抗てんかん薬・・・(カルバマゼピンなど)

 

もし、お手持ちのお薬が該当するか分からなければ、
薬局でお答えしますので、お気軽にご質問ください!