ブログ

昔は薬だった・・・?

こんにちは 🙂 

 

ABC薬局です。

 

今年の梅雨は一瞬で開けてしまいましたね!!

 

 

 

 

毎日暑くてお風呂上がりのコーラが日課になってきました。

 

 

ところで皆様、コーラが昔は薬だったという事はご存知でしょうか?

 

 

 

コカ・コーラの開発者ジョン・ペンバートンは薬剤師で

 

コカインの成分が含まれているコカの葉とコーラの種子をワインに溶かし込んだ

 

「コカ・コーラ」を開発しました。

 

アルコールとコカインが組み合わさることで、うつ状態を改善し

 

活力を与える薬として人気商品となりました。

 

その後、コカインが入っていることへの消費者の不安感が高まり

 

コカ・コーラからコカインが除去されました。

 

もちろん現在のコーラには、コカインは含まれていません。

 

現在はコカインの代わりとしてカフェインが含まれています。

 

 

コカ・コーラとともに人気のペプシコーラも開発したのは薬剤師のキャレブ・ブラッドハムで

 

消化酵素ペプシンとコーラの種子を含んだペプシ・コーラを開発しました。

 

消化酵素を含むことから消化不良治療薬として使われていました。

 

こちらも現在はペプシンは含まれていません。

 

ちなみにコーラの種子は、コーラ・ナッツと呼ばれ

 

噛むと強い渋味を感じるものの一時的に空腹感を紛らわせることが出来るため

 

少しずつ噛み砕いて楽しむ嗜好品としてアフリカ西部で用いられたそうです。

 

(現在のコーラにはコーラの種子は含んでいません)

 

 

 

 

 

当時は共に薬局で販売されていたそうですよ。

 

 

 

現代では、コーラは砂糖が大量に使われるた

 

糖分+水分の効果でエネルギーを手軽に補給できるほか

 

カフェインが頭痛を緩和してくれるといわれているようです。

 

さらに炭酸には胃の働きを活発にしてくれる効果や

 

疲れを癒してくれるリフレッシュ効果が期待できるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またちょっとした休憩でコーヒーを飲まれるかたも多いのではないでしょうか?

 

コーヒーも消化促進や強心、利尿などの作用があるとされ医薬品として用いられていました。

 

昔の医師はコーヒーの種子を煮出した黄褐色の汁を患者に飲ませていたそうです。

 

聞いただけで苦そうな感じがしますが

 

焙煎していないコーヒー液は、生くさくて渋みや雑味も多く

 

当時のコーヒーは嗜好品でなく、まったくの薬であったようです。

 

コーヒーは胃に効く薬だと記述した文献も残っているんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして夏といったらやっぱりビール!!

 

ビールも胃薬や流行病の予防薬として、また手足の打撲の湿布薬として使われていたそうです。

また、女性は若さを維持するためにビールで洗顔していたとも言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現代では老若男女に愛されている嗜好品も歴史を振り返れば薬だったとは驚きですね。

 

薬として使われていただけあって、現代でも健康効果が期待できるものありますが

 

バランスのとれた食生活が大切ですので飲む量には注意です。

 

コーラ・コーヒー・ビールは体に悪いものと思われがちですが、

 

体にいい作用も少なからずあるんだという事を

 

今回の投稿で知って頂ければ幸いです。

 

長くなりましたが閲覧いただきありがとうございました。