2022年2月のブログ記事一覧
介護施設職員向け勉強会の開催
投稿日:2022.02.25
己斐の山にあるABC薬局です!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
2月も下旬になってきましたが、未だに雪がチラつく事もある現場からお届けします。
本日は、ABC薬局の取り組みをご紹介します。
いつもABC薬局でお薬の準備・管理を担当しているグループホームからのご依頼で
職員さん向けにお薬勉強会を実施いたします。
今回のテーマは、「認知症」です。
認知症の高齢者は2025年には約730万人になるとの推計もあります。
超高齢化社会に突入する日本の課題の一つです。
ちなみに、グループホームとは?↓
ということで、ここで働く職員の方々は認知症に関する知識はお持ちです。
ですので、薬局として地域に提供できる価値として、
薬剤師側の視点で認知症のお薬についての勉強会を実施する事としました。
内容の一部をご紹介します!
↑勉強会の内容
↑認知症の治療には漢方薬が用いられる事も多いですが、
漢方薬は西洋薬と違い、1つの病名に対して1:1の対応ではないので分かりにくい部分もあります。
そういった点もご説明しています。
本日はABC薬局の地域医療・地域包括ケアへの取り組みについてご紹介しました。
今後も地域に必要な、価値を提供できる薬局となるべく取り組んでいきます!
それではまた!!
血管の老化
投稿日:2022.02.10
こんにちは。けごや薬局です 🙂
皆さんは「血管年齢」って聞いたことありますか?
血管年齢を測定すると、実年齢よりも血管年齢の方が高齢だった人も増えているそうです。
血管が老化するとどうなってしまうのか、今回はお話させていただきます。
【血管年齢】
「人は血管とともに老いる」と言われている通り、私たちの血管は加齢とともに老化します。
特に、現代社会の偏った食生活や運動不足などの生活習慣の影響で、
血管の老化が早まっていることが、近年明らかとなっています。
★血管とは・・・・・血液を全身に送るための管
★血管の役割・・・・全身へ酸素や栄養分、水分を送る
【血管の老化をチェック!】
・インスタント食品や揚げ物が好き
・野菜をあまり食べない
・満腹になるまで食べる
・高血圧である
・高血糖である
・運動はほとんどしない
・ストレスが多い
・喫煙をしている
・家族が心筋梗塞・脳梗塞で倒れた事がある
・胸がしめつけられることがある
★当てはまる項目
0~4個の場合・・・実年齢と同じくらい
5個以上の場合・・・実年齢より血管の老化が進んでいる可能性が高い
病院で血管年齢を詳しく調べる検査もあります。
【血管の老化と疾病】
若い血管は柔軟性に富み、スムーズに血液が通過しますが、老化した血管はしなやかさを失います。
また、内部にコレステロール等が沈着することで血液の流れが悪化することがあります。
この血流の悪化は、さまざまな臓器に影響を与え、
例えば動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの疾患の引き金になります。
★硬くなる・・・・動脈硬化
★詰まる・・・・・心筋梗塞、脳梗塞
一般的に「血管の老化」は、高血圧・高血糖・脂質異常症といういわゆる
生活習慣病の三大要素、および遺伝的要因等によって引き起こされることが知られています。
中でも、血圧は血管年齢を測定する指標となっているだけでなく、
血管を老化させるリスクファクターとして重要視されています。
【高血圧の原因】
・塩分の過剰摂取
・肥満
・過剰な飲酒
・精神的ストレス
・自律神経失調症
・運動不足
・野菜、果物不足
・喫煙
これらの原因が、単独もしくは、複数重なることで、
血圧が高い状態が持続してしまいます。
高血圧状態が持続すると、本来は弾力のある血管壁が日々強いストレスを受け続け、
その柔軟性が失われ、硬くなり、血管の老化を引き起こします。
【血管の老化を防ぐ】
血管の老化を防ぐためには、原因となっている生活習慣を改善していく必要があります。
・食生活の改善
・規則正しい睡眠
・禁煙、お酒の量の改善
・適度な運動の継続
血管は何歳からでも若返ることができるとも言われています。
血管の老化を防ぎ、健康な体を作っていきましょう。
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