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春が来た~♬

こんにちは! エンコー薬局です。

 

やっと寒さも緩和され、春めいた季節になってきましたね。

 

2021年の春分の日は3月20日です。

 

春分は、季節の移り変わりを知る為の二十四節気の一つで、

春分の日は、二十四節気の春分に入る日をさしています。

太陽が真東から昇って真西に沈む為、昼と夜の長さがほぼ同じになると言われています。

 

春分の日は彼岸の中日であり、厳しい冬を耐えてきた生き物が、前向きにやる気に満ち溢れる時期で、

「自然をたたえ、将来の為に努力する日」と法律で定めて国民の祝日となっています。

 

日本で春に卒業式や入学式、入社式が行われるのも納得です。

 

前置きはさて置き、

 

ついに桜が開花しました!!!

しかも3/11の広島の開花宣言が全国で一番早いみたいです。

ちょっと嬉しい気持ちになったのは私だけでしょうか。(笑)

何でも1番っていいですよね☆

 

見てよし!食べてよし!

 

お花見が待ち遠しいですね!(^^)!

 

桜が視覚的に大いに楽しませてくれるのはご存じかと思いますが、

その楽しさを上回る様々な効果があります。

そこで今回は桜がもたらす効果について少しお伝えしたいと思います。

 

🌸桜の匂いがもたらす効果🌸

桜のあの上品な香りの正体は、クマリンと呼ばれる物質です。

クマリンには抗菌作用、リラックス効果をはじめとして、

鎮静作用、血圧低下作用、咳止め作用、二日酔い防止作用などが期待できます。

 

二日酔い防止作用があるということは、桜の下でお酒を飲むことは理にかなっているかもしれませんね。

 

しかし、残念ながらクマリンは通常の花や葉からはあまり嗅ぐことができないみたいです。

その代わり、桜餅などからは香りを存分に楽しむことができます。

 

 

 

🌸桜の木の香りによるリラックス効果🌸

桜の木は、フィトンチッド(フィトン=植物、チッド=殺す)という香気成分を発します。

フィトンチッドは植物が(細菌を)殺す、つまり殺菌作用をもつ物質です。

 

この物質を人間が吸い込むと、血中に溶け込み、脳のGABAA受容体というものの応答を強め、

興奮などが抑制され精神が安定すると言われています。

だから、桜の木の香りには、リラックス効果があるということなのです。

 

 

🌸お花見散歩しよう🌸

普段からお散歩をされている方は、この時期を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

お花見をしながらウォーキングなどの運動をすると、

普段よりも桜の木の香りを多く吸える為、フィトンチッドを多く取り込むことが出来るのです。

 

もちろん、ウォーキングそのものが健康にとって良いことは言うまでもありません。

ゆっくり1時間散歩するだけで、ポテトチップス20枚分ものエネルギーを消費できるので、

ポテトチップス大好きな方も大丈夫ですよ!(笑)

 

私もたまに休みの日にウォーキングをするのですが、

桜の下なら、花を楽しみながら歩くことができるので、歩く疲れも忘れてたくさん歩けますよ。

ぜひ、お花見散歩してみてください。

 

 

春分を迎えると、「暑さ寒さも彼岸まで」というように過ごしやすい日が続きます。

お彼岸やお花見など、まさに自然をたたえ生命をいつくしむのにぴったりの季節です。

 

今年は例年とは違ったお花見になるかもしれませんが、

自分にあった桜の楽しみ方をしてみてくださいね。